未来の地球を創造する。
持続可能な開発目標(SDGs)の取り組み
持続可能な開発目標(Sustainable Developement Goals、以下SDGs)とは、国連が定めた17の国際目標(その下に169の具体策と232の指標で構成される)です。そして、2016年から2030年までに、貧困や飢餓、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のために国連加盟するすべての国は目標達成を目指すことを同意しています。
SDGsは、2015年9月に国連本部にて「国連持続可能な開発サミット」で、成果文書「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」で採択されました。アジェンダは2001年に策定されたミレニアム開発目標(Millennium Develpment Goals、以下MDGs)の達成することができなかった目標が継承され、2030年までに達成を目標として組み込まれています。国連は、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓い、持続可能な社会の実現ぶに向けて国連加盟国と協働した取り組みを行っています。
私たちは、現地パートナー団体や国内外の企業連携を通じて、SDGsの達成を目指す取り組みを、具体的な施策を提案しながら活動を進めています。
国連が掲げる17の目標
SDGsとの特徴とも言えるMDGsとの違いに、例えば目標達成に取り組む対象国が、問題を抱える当事者(途上国)だけではなく、それに取り組む国々(日本も含む先進国)が加わりました。また目標数・具体策も指標も増え支援から取りこぼされることのない(=誰一人取り残されない)よう対象者も広ったり、目標値の設定を各地域に見合う達成レベルも見直されています。
国連公式サイトでは、「世界の届けよう、市民の声!MY WORLD 2030 - SDGs達成に向けたグローバルなアンケート調査に参加しよう」と題し、市民一人ひとりの声を聞くための市民調査が2030年まで行われています。